Values in Practice

日々の実践で育てる心のあり方

Policy

子どもを導く保育の基本姿勢

困難を乗り越える「しなやかな強さ」を育む

私たちは、幼児期に育むべき最も重要な力は、これからの人生を力強く歩むための「心の土台」であると考えています。園長が教育者として願うのは、子どもたちが物事からすぐに逃げず、あきらめずに向き合おうとする「心の強さ」を身につけることです。
ただし、それは決して無理に我慢させることではありません。本当に辛いときには「逃げる」という選択肢があってもよいことを伝えています。それ以上に大切なのは、困ったときに素直に「助けて」と周囲に頼る勇気を持つことです。
他者を信頼し、必要な時に適切に頼ることができる「心のしなやかさ」。それこそが、子どもたちがこれからの人生でさまざまな困難を乗り越えていくための「生きる力」になると信じています。

自分らしさと協調性を育てる保育

近年は「個」を尊重する教育が重視されていますが、私たちは、日本で暮らしていくうえで欠かせない「集団行動」や「協調性」も、同じくらい大切だと考えています。
保育園・こども園は、子どもが初めて出会う小さな「社会」です。この環境のなかで、自分の意見をしっかり伝えること、そしてときにはお友達のために自分の気持ちを抑え、譲ることを学びます。
もちろん、発達段階や個性を無視して集団のルールを押しつけることはありません。一人ひとりの「個」を大切にしながらも、他者とともに生きるためのバランス感覚を、日々の遊びや生活を通して丁寧に育んでいます。

Values

日々の生活で育てる心の価値観

  • 小さな命と向き合い、慈しむ心を育む

    当園では、子どもたちが「命の大切さ」を実感できる機会を意識的に設けています。蝶や昆虫などの小さな生き物を飼育し、子どもたちが交替でお世話をすることで、命の温かさや尊さに触れる時間が生まれます。
    もし、その小さな命が亡くなってしまった時は、「仏様のところへ行ったよ」と伝え、みんなで園内の仏壇に手を合わせ、感謝の気持ちを込めて見送ります。こうした経験を通して、「慈悲」の心を言葉としてではなく、肌で理解していきます。
    自分自身、周りの人、そして身近にあるすべての命がかけがえのない存在であること——その感覚を自然と育むことが、当園が大切にしている学びの一つです。

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  • 「待つ」保育と「叱る」責任

    私たちは、保育者の都合で一方的に指示や管理を行う保育はしていません。まずは、お子様が「なにをしたいのか」「どんな気持ちを抱いているのか」を丁寧に受け止め、子ども自身が気づくまでじっくりと「待つ」ことを大切にしています。
    この姿勢は決して「甘やかし」ではありません。お友達を傷つけたり、集団生活のルールを大きく乱したりした場合には、「ダメなことはダメ」と明確に伝え、必要に応じて厳しく指導します。
    大切なのは、叱って終わりにしないことです。なぜいけなかったのか、どうすれば良かったのかを、お子様が納得できるまで丁寧に振り返りを行います。こうしたプロセスこそが、子どもたちの自律心を育てる大人の重要な役割だと考えています。

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  • 「ありがとう」と「ごめんなさい」が響く園

    当園の教育目標の一つに、「明るく素直な子ども」を育てることがあります。これは、自分の気持ちを素直に表現できること、そして周囲の人に感謝し、自らの非を認める素直さを大切にする姿勢を指します。
    お友達におもちゃを貸してもらった時の「ありがとう」、ぶつかってしまったときの「ごめんなさい」。こうした日々の小さなやり取りこそ、心の成長に欠かせない大切な学びです。
    保育士が率先して丁寧にコミュニケーションを行うことで、その姿が子どもたちにも自然と受け継がれていきます。
    仏教保育の根幹である「感謝の心」を、生活の中で無理なく育んでいくこと。それが、当園がめざす“人としての大切な心のあり方”を伝える教育です。

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Learn More

私たちには、英語や特別な知育といった派手なプログラムはありません。その代わりに大切にしているのは、一人ひとりの心に寄り添い、安心感を育む「日々の丁寧な保育」です。
特別なことよりも、毎日の遊びや生活の積み重ねこそが、子どもの本当の成長につながると信じています。
私たちが誇りを持って実践する、園での生活と特色についてお伝えします。