WORK
事業と技術の価値について
施工の流れと技術構造
当社が手がけているのは、「工事用モノレール」と呼ばれる仮設インフラの設置や撤去工事。いわば「工事のための工事」です。このモノレールは、山間部や狭隘地など、通常の重機では対応が難しい現場において、資材や作業員を安全に運ぶ手段として欠かせないもの。ダム建設や治山工事、法面補修といった公共インフラの現場で、日々の作業を支える重要な役割を果たしています。
施工にあたっては、ルート調査から基礎の据付、レールの敷設、駆動装置の設置まで、複数の工程を段階的かつ丁寧に進めていきます。その一つひとつの積み重ねが、地域の暮らしと安全を守るインフラづくりにつながっているのです。
また、私たちは長年にわたって独自にノウハウを蓄積し、現場ごとの地形や状況に応じた最適なシステム構築を実現してきました。その結果、多くの業者様から厚い信頼をいただいています。
表舞台に立つ機会は多くありません。ですが、私たちは「誰かの当たり前を支える」という誇りを胸に、日々の仕事に向き合っています。



OUR VALUE
私たちの使命
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道がない場所に、道をつくる。
急傾斜の山、ぬかるんだ林道、足場のない崖。
私たちが向き合うのは、そんな一筋縄ではいかない現場ばかりです。そこへ安全に資材を届け、作業員が作業を行える環境をつくる――。それが私たちの使命であり、現場の始まりを支える欠かせない仕事です。目立たないながらも、工期や品質を左右する大切な役割を担っています。 -
重機やトラックでは届かない現場に価値を
業界の中でも専門性が高く、希少価値のある技術職──それが、私たちの仕事です。
多くの建設現場ではトラックやクレーンが活躍していますが、すべての現場がそうとは限らないのです。重機が入れない山間部や法面などの現場では、私たちのモノレールがなければ、工事を始めることすらできません。だからこそ、私たちの技術は“必要とされる場所”で力を発揮しています。 -
社会インフラを支える“影の主役”として
「あの現場は、自分たちが支えた」――そう実感できるのが、この仕事の魅力です。
派手さはないかもしれませんが、人々の暮らしを支えるインフラ整備に欠かせない存在として、確かな誇りと責任を持って取り組んでいます。実際に施工するのは、土砂崩れ対策や治山事業、災害復旧といった命や生活に直結する現場ばかり。私たちの仕事は、社会の安心を根底から支えています。