

もっと自由なビールを
History
【ステディワークス】の歩み

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【出発点】
クラフトビールとの出会い代表がビールと出会ったのは、まだ「クラフトビール」という言葉が日本に浸透していなかった頃。「こんな味のビールがあるのか」と驚き、自分の価値観が大きく変わったと言います。それと同時に、日常的に当たり前となっていた「とりあえず生」という慣習に疑問を抱くように。「人それぞれ好みがあるはずなのに、なぜみんな同じものを飲むのだろう」。——そんな想いが事業を始めるきっかけとなりました。
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【創業と1号店】
種類にこだわる新しい店1号店は、都心のオフィス街にありました。「クラフトビールを気軽に楽しめる店をつくる」というシンプルな気持ちで立ち上げたこの店は、当時少なかったビールの種類にこだわる姿が注目を集めました。スタイルごとの提供や多くのタップ数が話題となり、「仕事帰りに、今日はどれにしよう?」と迷える楽しさを提供する新しいタイプの店として、評判を呼びました。
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【転機】
東日本大震災と店舗存続オープンから間もなく東日本大震災が発生し、オフィス街の集客が激減しました。加えて、電力制限などの影響で営業継続が困難な状況に。それでも、私たちは「まずはおいしい料理を出し、来てくれた人に丁寧に接すること」を徹底し、再起を目指しました。時間はかかりましたが、「ごはんもおいしい」「気さくに話せるスタッフがいる」という口コミから、少しずつ客足が増えました。
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【現在】
ビールでつながる場所を再訪や紹介が増え、ブランドとしての基盤を少しずつ確立。出店を重ねるなかで、「店舗ごとの自由」を大切にするスタイルが育まれました。店舗ごとに立地や客層に合わせて、ラムや肉料理を提供するなどメニューを決定しています。スタッフ一人ひとりが「自分たちの店」として店舗を運営する文化が根付き、クラフトビールを軸に、また来たくなる「場」へと進化しています。

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