もっと自由なビールを

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ビールをもっと身近に

  • 個性を大切にした飲食体験を

    首都圏を中心に複数のクラフトビール専門飲食店を展開する【株式会社ステディワークス】。各店舗は、料理から内装、サービススタイル、音楽まで異なり、独自の雰囲気が魅力です。いくつかの店舗ではランチ営業や立ち飲みカウンター、小規模ライブなども行っています。指示にもとづく統一された業態ではなく、店舗ごとのスタッフが現場で考えながら運営。メニュー開発や接客も「店らしさ」を大切に、自由度を重視しています。同じ看板の下でも「この店ならではの空気感」が感じられることが、ブランドの特徴です。

  • 季節ごとに変わる、
    オリジナルビール

    一部の店舗では、自社でクラフトビールを醸造する「ブルーパブ形式」を採用。店舗内にタンクを設置し、お客様の目の前で仕込みから発酵、提供までを行います。ビールのレシピは、スタッフとブルワーが協力して考え、季節やイベントに合わせてつくることも。店内のみの提供ではなく、他店舗でもボトルや缶の形で販売する場合もあります。仕込みの香りが漂うなかで、できたてのビールを味わう体験はここならではの特長です。お客様から「今日はどんなビールをつくっているんですか?」とビールを中心に、自然な対話が生まれる場所ですよ。

  • オンラインでもリアルでも、
    ビールをお届け

    醸造したビールは、店内だけでなく、オンラインストアでも販売しています。また、ほかの飲食店やビアバーへの業務用卸販売も行っており、流通面での展開は年々拡大中!さらに、フェスやポップアップイベントでの会場販売や物販コーナー出品など、リアルなタッチポイントも大切にしています。定番ラインのほか、限定醸造やコラボビールなどストーリー性のある商品が多く、リピートされやすい傾向です。ビールの品質だけでなく、「誰が作り、誰が伝えるか」にもこだわり、店舗スタッフは販売時に醸造の背景やおすすめの飲み方を自分の言葉で説明します。

  • イベント出店と“場の拡張”

    音楽フェスやクラフトビールイベントなどの出店活動にも積極的に取り組んでいます。社内にはイベントチームがあり、企画から設営、当日運営までスタッフ自身がかかわるスタイルです。オリジナルのイベントや限定ビールなど、テーマ性にもこだわっています。店舗では出会えない新しいお客様にクラフトビールの魅力を伝える貴重な機会ですよ。

    また、「音楽とビール」「アートとビール」など、異なるカルチャーと組み合わせる試みを通じて、クラフトビールの幅広い可能性を感じてもらえるよう工夫。イベント参加後には「今度お店に行ってみます」と言っていただけることもあり、店舗とイベントをつなげるきっかけにもなっています。

History

【ステディワークス】の歩み

  • 【出発点】
    クラフトビールとの出会い

    代表がビールと出会ったのは、まだ「クラフトビール」という言葉が日本に浸透していなかった頃。「こんな味のビールがあるのか」と驚き、自分の価値観が大きく変わったと言います。それと同時に、日常的に当たり前となっていた「とりあえず生」という慣習に疑問を抱くように。「人それぞれ好みがあるはずなのに、なぜみんな同じものを飲むのだろう」。——そんな想いが事業を始めるきっかけとなりました。

  • 【創業と1号店】
    種類にこだわる新しい店

    1号店は、都心のオフィス街にありました。「クラフトビールを気軽に楽しめる店をつくる」というシンプルな気持ちで立ち上げたこの店は、当時少なかったビールの種類にこだわる姿が注目を集めました。スタイルごとの提供や多くのタップ数が話題となり、「仕事帰りに、今日はどれにしよう?」と迷える楽しさを提供する新しいタイプの店として、評判を呼びました。

  • 【転機】
    東日本大震災と店舗存続

    オープンから間もなく東日本大震災が発生し、オフィス街の集客が激減しました。加えて、電力制限などの影響で営業継続が困難な状況に。それでも、私たちは「まずはおいしい料理を出し、来てくれた人に丁寧に接すること」を徹底し、再起を目指しました。時間はかかりましたが、「ごはんもおいしい」「気さくに話せるスタッフがいる」という口コミから、少しずつ客足が増えました。

  • 【現在】
    ビールでつながる場所を

    再訪や紹介が増え、ブランドとしての基盤を少しずつ確立。出店を重ねるなかで、「店舗ごとの自由」を大切にするスタイルが育まれました。店舗ごとに立地や客層に合わせて、ラムや肉料理を提供するなどメニューを決定しています。スタッフ一人ひとりが「自分たちの店」として店舗を運営する文化が根付き、クラフトビールを軸に、また来たくなる「場」へと進化しています。

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