あなたにお任せする仕事について

• 現状を「知る」

  最初の使命は、各地域の消防署の予防課を訪問し、「火災の現状を知ること」と「私たちの取り組みを伝えること」です。具体的には、過去3年間の火災件数、発生場所、原因などをヒアリングし、地域ごとの火災の傾向を把握。そのうえで、防炎製品「moenca」「moenain」の特長や活用事例を丁寧にご紹介し、活動の目的や目指すゴールを伝えます。
  現場とじっくり向き合うこの時間は、“火災ゼロの街”をつくるための第一歩です。

• 自治体・福祉・医療の現場と「つながる」

  情報収集を踏まえ、地域の関係機関を訪問します。たとえば、市役所の高齢者担当課、社会福祉協議会、地域包括支援センター、病院、高齢者施設、グループホームなど。ここでは、まず「火災を防ぐために私たちがどんな活動をしているのか」をお伝えします。加えて、地域の特性や課題をもとに、「どこに、どんなリスクがあるのか」を一緒に考えながら、活動への理解を深め、協力を得るのも大切な役割です。
  地域の安全を守るカギは、関係機関との“連携”。あなたの提案が、防災ネットワークの要となります。

• 必要としている人に「伝える」

  最後は、火を扱う飲食店やイベント会場、工場などを訪問し、屋台の暖簾やカーテン、間仕切りなど、見落とされがちな火災リスクを確認。それぞれの現場に応じた具体的な対策を提案しています。
  中でも一番大切な役割は、火災の発生リスクが高い個人住宅への提案です。住宅内のカーテンや布製品などを燃えにくい尾張防炎屋のものに変えることで、繊維類が火元となる火災は防げます。
  
  さらに、各地域の消防署の予防課で習得した過去の火災原因を伝えることにより、限りなく火災にならない地域となります。