WORK 

タイル・石技能工ってどんな仕事?

ROLE 

私たちの役割 

ROLE 

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    空間をデザインする 

    タイル・石技能工とは、壁や床にタイルや石材を張る職人のこと。さまざまな材料を用い
    て、建物を美しく演出し、印象や雰囲気を変えていきます。一見、地味に見える仕事です
    が、正確なカットや張り付け、継ぎ目を美しくかつ長持ちするよう仕上げるためには、高い技術力が必要です。
    また形や色、質感の多様化により、昨今はデザイン性の高い施工が求められることも増えてきています。空間を装飾していくうえで、タイル・石技能工はその仕上がりを左右する重要なポジションです。あなたもその手で、「ゼロから創り出す楽しさ」を味わってみませんか?

  • 2

    タイル・石技能工の“いま”

    建築業界全体の変化にともない、タイル・石技能工の需要は伸びています。住宅や商業施設の新築・リフォーム市場では、デザイン性や耐久性を求めるニーズが高騰。特に外壁をはじめ、あらゆる箇所で使用されるため、職人の需要は根強くあります。

FLOW 

作業の流れ 

FLOW 

  • 1.準備作業 

    タイルや石材を張る面の下地が平らであることを確認し、汚れやホコリを除去。加えて計測とレイアウトのチェックを行います。

  • 2. 張り付け材の塗布 

    施工箇所に合わせて、最適な張り付け材をセレクト。張り付け材が均一になるようリブ(凹凸)をつけながら、コテやヘラで塗布します。 

  • 3. 張り付け 

    レイアウトに従って、一枚ずつ慎重に張り付けていきましょう。サイズ調整が必要な場合は、タイルカッターやダイヤモンドカッターを用いてカット。また目地スペーサー(プラスチック製の小さな部品)を挟んでおくと、タイルや石材同士の隙が均等になり、仕上がりがきれいです。最後に軽く押し込み、しっかり密着させます。

  • 4. 目地の処理 

    張り付け材が乾いたら、次は目地材(グラウト)をタイルや石材の隙間に詰める作業です。目地材は防水性を持たせたり、デザイン性を高めたりする役割があります。目地がきちんと埋まるよう、隙間なく塗布していきましょう。目地材が乾き始めたら、表面についた余分な目地材をスポンジで拭き取ります。 

  • 5. 仕上げとチェック 

    目地材が完全に乾いたら、全体をきれいに拭き上げます。最後にタイルや石材がきちんと固定されているか、目地が均等であるかをチェック。剥がれやずれがないか、細かく確認します。 

  • 6. 防水処理 

    浴室やキッチンなどの水回りでは、防水処理を行うのも大切なポイント。特に目地部分は、防水シーラントを塗布することで、耐久性が向上します。必要に応じて、作業を行いましょう。