ABOUT WORK

地球に優しい推進工事

WORK

人にも、環境にも配慮

TECHNIC

地下インフラを構築する技術

都市部の水道・下水道網は、大口径の埋設管によって地下で接続されています。
これらの管路を効率的に敷設するための代表的な工法の一つが推進工事です。

推進工事は、地表面を開削せずにトンネルを掘削し、その内部に管を挿入する技術であり、都市部や既存インフラの下を通す際に有効な手法とされています。
当社はこの分野において豊富な実績を持ち、高精度な掘進技術と安全な施工管理を強みに、地域のインフラ整備を支えています。

推進工事が選ばれる最大の理由は、周辺環境への影響を最小限に抑えられる点です。
地表を掘削しないため、道路や建物を撤去する必要がなく、交通や日常生活への支障を抑えながら施工が可能となります。
また、掘進機を使用することで、地盤条件に応じた適切な掘削が可能であり、高い精度で管を敷設することができます。
こうした高度な技術と管理能力を駆使し、私たちは都市インフラの発展に貢献し続けています。

STEP

工事手順を知ろう

WORK ORDER

  • STEP1

    立坑の設置(準備作業)

    •  

      立坑の掘削

    •  

      掘進機の投入・搬出路の確保

    Digging a vertical hole
    まず、掘削作業を行うための「立坑」と呼ばれる縦穴を掘ります。
    これは、掘進機(シールドマシン)を投入する入口や、掘削した土砂を搬出するための出口となります。
    立坑の設置が完了したら、掘進機を配置し、作業の準備を整えます。

  • STEP2

    掘削と管の敷設(本作業)

    •  

      掘進機による掘削と管の敷設

    •  

      土砂の搬出

    Digging a tunnel
    掘進機を稼働させ、地中を掘り進めながら掘削したスペースに順番に管を押し込んで敷設していきます。
    掘削と同時に管を設置することで、地盤の崩落を防ぎながら作業を進めることができます。
    また、掘削した土砂はベルトコンベアなどで地上へ搬出されます。

  • STEP3

    仕上げと復旧(完了作業)

    •  

       掘削作業の完了と確認

    •  

       立坑の埋め戻しと復旧作業

    Pass the pipe through
    掘進機が目標地点に到達し、すべての管が適切に敷設されたことを確認したら、掘削作業を終了。
    最後に、管の接続や内部検査を行います。
    問題がなければ立坑を埋め戻し、地表を元の状態に復旧して工事完了となります。

私たちがさせる未来

推進工事のプロフェッショナル集団である【アース建設】。
 30年以上にわたって都市部や住宅地など、掘削が困難な場所でも、安全かつ確実に施工を進めることで、多くの信頼を築いてきました。
 推進工事は、私たちが日常的に利用する水道・下水道の整備に欠かせない技術です。
 道路を掘り返さずに地下へ管を敷設するため、地域の生活や環境への影響を最小限に抑えながらインフラ整備を進めることができます。私たちは、この技術を通じて暮らしやすい街をつくり、未来の社会基盤を支え続けます。
これからも、地域や環境への配慮を大切にしながら、安全・安心な工事を提供し、次世代へとつながる持続可能な社会の実現に貢献していきます。