Philosophy

「3つの視点」と「5つの目標」

Perspective

当社の足場となる3つの視点

  • 利用者様主体の
    介護の実践

    それぞれの人格や歩んできた人生の「違い」を理解することが、一人ひとりに寄り添う介護の第一歩。介護する側の考えを押し付けるのではなく、利用者様が大切にしている習慣やこだわりを尊重した支援を行っています。

  • 環境要因を考慮した
    チームケアと地域連携

    利用者様の抱える困難には、個人の問題だけでなく、住まいやご家族・地域の状況などの環境要因が絡んでいることも多数。そこで当社では多職種によるチームケアをはじめ、地域との連携に至るまで幅広い協力体制を敷くことで、支援の輪を広げています。

  • 日々の実践を通した
    社会問題の改善

    当社では貧困・格差など、利用者様を取り巻く社会情勢の変化を学び、その原因を探ることを重視。誰もが健康で、尊厳ある生活を送れるよう、地域と協力しながら「利用者様の代弁者」として制度改善に取り組んでいきます。

Goals

当社が掲げる5つの目標

  • 人権を守る無差別平等の介護

    障害や認知症の有無にかかわらず、虐待や身体拘束は決して許されません。当社ではすべての人が尊厳を持ち、公正かつ平等に扱われる介護を実践。困難を抱える人々の支えとなるべく「まずみる・寄り添う・支援する・何とかする」の姿勢を大切にサービスを提供します。

  • 自己決定を尊重した介護

    当社が大切にしているのは、「QOL(生活・人生・いのちの質)の向上」や「パーソンセンタードケア」の視点からなる“その人らしさ”を尊重する介護。利用者様が自らの意思で納得のいく選択をできるよう、複数の選択肢を提示しながら支援を行っています。

  • 多職種協働のチームケア

    単純なADL・IADLの評価だけでなく、住環境や社会参加の機会を整えることで、「自分らしくいられる居場所づくり」を提案。医療機関やご家族と連携しながら、総合的な視点で利用者様の意欲を引き出し、より良い支援体制の構築にまい進していきます。

  • データに基づく質の高い介護

    全国の事業所データに基づく科学的情報システム(LIFE)を導入。スタッフの感覚的・経験的な対応に頼らない「改善点の可視化」や「根拠に基づいた個別ケアの提供」が容易になりました。また事故防止・感染対策・災害対策などの危機管理を徹底しております。非常時に備えて、定期的にBCPの学習・訓練を継続して行っています。

  • 安心して暮らせるまちづくり

    昨今の社会情勢は、介護保険制度だけでは解決しきれない問題が山積しています。だからこそ、私たちには介護サービスを提供する事業者として、利用者様の抱える困難を明らかにし、地域の人々や他事業所・自治体とも連携しながら「地域の福祉力」を高めることが求められています。安心して自分らしい生活を継続できるよう、今後も制度改善に取り組んでいきます。

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時代の流れに柔軟に対応しながらも、介護に携わる者として忘れてはならない心構えがあります。
いつでも原点に立ち戻ることができるよう、次のページでは、私たちのあゆみや今後の展望についてご案内していきます。